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ノーミュージックノーライフ、アンドノーテンキライフ
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たまに無性に萌を発散したくなるのでたれながしときます・・・
メモもかねてるので意味不明だったり実は連載のネタばれだったするかもしれないですが多分大丈夫です←

一応たたむ

最初は父さんの背中を追いかけているだけだったんだと思う。
同じものを見たくて、同じように感じたくて一生懸命走っていた。
けれどいつの間にかその景色の中に鬼道くんが入ってきて、たくさんのものが入ってきた。
私の中心はいつの間にか父さんじゃなくなっていて、鬼道くんになりつつあって。
でも、私は父さんから離れることが出来なかった。
だから、あの選択をした。
誰も幸せになれない選択。
けれど私にとっては唯一あった選択。
そうさせたのは自分の愚かさだ。
私がどうしようもない大馬鹿者だったから、あとに戻ることも進むことも出来なくなって、全部傷つけることしか出来なかった。
なんて滑稽なのだろう。
そうして結局、私はすべてを失うことになったのだ。
父さんの信頼も。
みんなの信頼も。
鬼道くんの、信頼も。
私が愚かだったから、全部なくしてしまった。
こんな私が、それを苦しいとか思う権利はないのだけれど、それでも辛くて苦しくてどうしようもない感情が私を渦巻いて、壊れてしまうんじゃないかと思うほどだった。
ねぇ、どうして私はこうなってしまったの。
ただ父さんが大好きだっただけなのに。
鬼道くんが大好きだっただけなのに。
サッカーが大好きだっただけなのに。
ゆがんでしまったのは、世界か、自分か。
何もかもがわからないまま、今日も私は息をする。

こんな世界は、必要ないのに。





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一人にするとこういうことになるので基本的に誰かとセットにしてあげないとならんのです←

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